語学を勉強してみて訳がしっくり来ない
知りたい語が無いなど辞書に不満を覚えている人はいないだろうか?
もちろん語学を勉強している人にとっては当たり前なのだが英語を勉強したばかりの生徒諸君の場合は学校で薦められた辞書だけで奮闘している人も多いだろう
はっきり言って自身が言うならば訳がうまくいかない英文がうまくいかないなどの問題があるならあなたの技量にもよるが辞書に問題があるかも知れないと考えよう

例えば私はドイツ語をやっておりドイツ語の絵本を購入しては日本語訳にしていたりするのだがある一文に

Kleines PIFF

というのがあるのだがこのPIFFは三省堂のクラウン独和辞典には一切掲載されていない
クラウンはおそらく英和辞典でも多くの学生が利用して愛用している人も多いだろう
しかしクラウン独和辞典にはこのPIFFは載っていない
PIFFは擬音語であるから辞書には載っていないのだろうとあきらめてしまうのが語学初心者にありやすい
しかし小学館のプログレッシブ独和辞典、同じく小学館から出ている独和辞典だと案外簡単にPIFFが載っている(プログレッシブ独和辞典は和独もついたポケット版なので御大層な辞書ではない。しかしクラウンでは掲載されていないかった語彙が掲載されている)

何が言いたいかと言うと「語学の辞書は一冊だけで事足りないよ」ということだ
また辞書によって長所も短所もあるので「これが一番良い辞書」とも言えない
先ほどのクラウン独和は擬音語のマイナー語彙が掲載されていないが見やすさや使いやすさは一番だし小学館の独和辞典は掲載語彙は一番豊富だが玄人向けでわかりにくいしポケットのプログレッシブは語彙は豊富だが例文や発音記号が無い
他社の語学辞書を複数取り揃えて使ってみるのが一番良い
尚私は和独には和独辞典と他に英独辞典も活用している
和独で引くより和英で引いて英独で引いたほうが語彙数が良かったりする
英語ならカタカナ語辞典など持っているとさらに便利だろう
最近の若者言葉ならネットで検索もできるのでネットも活用してみるのもよい

とにかくどれもひとつで事足りるわけではないのでそれぞれをうまく活用して語学を伸ばそう
健闘を祈る